教科書展 ご案内

第19回 教科書展 中等教育用教科書 (美術科編)

愛らしい眼で遠くを見つめるライオンの木彫-ある中学校美術の教科書の表紙です。 いまの美術の教科書には、生き生きとした現代美術やデザイン作品がいっぱい。子どもたちを美術好きにする工夫があふれています。

昭和30年代初め、中学でも高校でも、「図画」「図画工作」を改めて、「美術」が設けられました。 以来、子どもたちの生活感覚の変化に応じて、産業デザイン、漫画、イラストレーション、環境デザインなど、あつかう領域を広げてきました。

思春期に表現や鑑賞の機会をもつことは、ゆたかな経験です。ほんとうは美術館などにも出かけたい。 けれども、それには授業時間が少なすぎます。本物でないにしても、美術作品に触れさせようと思えば、 教科書は手軽で、内容も選りすぐりです。子どもにとって、美術文化への絶好の案内になってきました。 かつての教科書をふりかえると、当時の教育観のみならず、その時代の芸術観がみえてきます。

附属図書館は平成8年から、初等教育の教科書を順次展示し、平成17年からは中等教育の教科書展を開いてきました。 今年は中学校美術科の教科書をとおして、美術教育の歴史の一端をお目にかけます。 本展は本学の美術科教員のみなさんが企画し、解説も執筆してくださいました。ここに記して、お礼申し上げます。

日時・場所

開催日程:
2014年10月27日(月)~11月14日(金)
開催場所:
京都教育大学附属図書館 北館1階 企画展示室